オプトクエストの光デバイス/コンポーネントは光通信や光センシングなど光ファイバ系の研究開発の現場に威力を発揮します。使用される光ファイバや光学部品に最適化した光学系の設計を行い、研究開発者が取扱いしやすい操作性と安定性を実現しております。光ファイバ中を伝搬する光信号の偏波状態の調整を行う偏波調整器や、信号光強度を自在に調整する光可変アッテネータ、光信号のタイミング合わせや干渉性を調整する光ディレイライン、光のパスを選択する光スイッチなど、ユーザーが求める機能デバイスをオプトクエストは提供いたします。
オプトクエストではマイクロオプティクス技術とレーザ溶接による高信頼精密固定技術により、空間多重光伝送向けマルチコアファイバ(MCF)用光デバイスの開発・製品化を行っております。非球面レンズを使った空間結合技術により、小型で低損失の各種デバイスが作製可能です。各種コア間隔やコア配置にも柔軟に対応させて頂きます。
本製品はカートリッジ型シリーズとして、光ファイバを使用した多様な光学実験、光計測用途に応えるために製品化致しました。各種光学部品を機能カセット化して簡便に交換できる構造として使い易くしました。面倒な光軸調整をせずに偏波状態、減衰量、入力光の波長特性を手軽に調整できます。機能カセットには波長板カセット、偏光子カセット、減衰カセット、光フィルタカセットなどをシリーズ化しております。
容易に偏光消光比を測定するために、カートリッジ型シリーズの偏光子カセットのみをセットできる構造としました。
誘電体バンドパスフィルタの角度を変えると透過波長が変化する事を利用し、マイクロメータでフィル タを回転させ波長を制御できるようにしたフィルタモジュールです。
バンドパスフィルタの位置をスライドして変えることで任意の波長の選択ができる波長可変フィルタモジュールです。
マイクロメータを調整し、光量を最大40dBまで減衰できるようにしたアッテネータモジュールです。高出力レーザに対応可能な光減衰器としました。
マイクロメータを調整し、プリズムで空間光路長を変化させることにより、光遅延量を高精度、且つ安定的に調整できる、ファイバ入出力の小型ディレイラインモジュールです。
偏光子を通過させることにより、高消光比の直線偏光のみを出力する小型モジュールです。
マニュアル操作のメカニカル切替型1×2光スイッチです。
電源不要で動作し、各径路位置を保持します。
ファイバ型の小型高性能の偏波合成、偏波分離モジュールです。同方向のファイバ入出力構造とし、光アンプにおける励起用LD光の合成用として便利に利用できます。
近赤外~可視域において、半導体レーザ(LD)、半導体光アンプ(SOA)への光結合および、各種導波路の光 結合実験に便利な集光モジュールです。
先端部分を素子に可能な限り近づけられる構造としました。
オプトクエストでは光デバイス・コンポーネントをベースに光信号状態(偏光や光強度、タイミングなど)を任意に精度よく調整可能なパーソナルコンピュータ(PC)や外部機器による制御可能な電気インターフェースを有する光制御機器の製品開発を行い、光関連の研究開発を行っている研究機関や企業の研究部門や光部品の製造工場などに納入しております。また、半導体レーザ(LD)用のコントローラボード、小型の光アンプ(EDFA)などを製品化して販売しております。これらの製品はお客様のご要望に応じたカスタム対応も可能です。
FBGセンサモニタAR4041Bは、MEMS光スキャナによる波長掃引光源方式のインテロゲータです。
お客様にてWindows搭載PCおよびFBGセンサをご用意いただき、本装置(FBGセンサモニタAR4041B)と組み合わせることにより、FBGセンシングシステムを構築できます。
偏光制御素子として、偏光子、1/4波長板、1/2波長板を内蔵した偏波制御器です。高精度回転機構による0.1°の角度制御を行い、さまざまな偏光状態を作り出すことが可能です。
光のタイミング制御など伝送路の遅延量を高精度かつ安定に調整することが可能です。
外乱の温度変化、振動により特性変化が起こる場面でご利用頂ける自動直線追尾型偏波コントローラです。入力が不確定な偏波状態であっても安定した直線偏波出力を実現します。
被測定物であるコネクタ付きPMFパッチコードを光アダプタ部に差し込むだけで“偏光消光比”および“偏光保持方向とコネクタキー方向とのズレ角”を再現性良く、高精度にモニタ、評価できる製品です。
小型化実装技術をベースにUSBで駆動し、省電力、省スペース化を目的としたEDFAを実現しました。
手動型の偏波コントローラをユニット化し、3Uラックに最大8ユニット収められる製品です。複数チャンネルの実験にご利用頂けます。
角度可変型波長可変フィルタモジュールをユニット化し、3Uラックに最大8ユニット収められるラック型製品です。
光路長を変化させることにより遅延量を高精度且つ安定的に調整できる手動型をユニット化した光ディレイラインです。
光路は全て空間で可変させる構造となっており、偏波、分散の影響が極めて少なくなっています。
オプトクエストではマイクロオプティクス技術をベースにレーザ結晶や波長変換材料を組合せたレーザ光源や波長変換器の開発・製造を行っております。レーザ光源では表面加工・表面改質やマーキングなどに使用可能なパルスレーザ光源、テラヘルツ発生用のシードレーザとして使用可能なフェムト秒ファイバレーザ、 パルスレーザ技術と非線形材料を組合せた光部品検査に最適な広帯域光源、蛍光顕微鏡・PIVに使用可能な高出力可視域CWレーザなどの光源をラインアップしております。
オプトクエストでは半導体レーザを使用した外部共振器レーザ光源モジュールを開発しました。
本製品は当社のマイクロオプティクス技術をベースに、波長選択素子として狭帯域誘電体多層膜フィルタを、共振器長の微調整用として出力ミラーにピエゾ素子を組み込むことで狭線幅の光スペクトルを実現しています。
本製品は波長1064nmで発振するサブナノ秒Nd:YAGパルスレーザです。自然科学研究機構 分子科学研究所で開発された高強度マイクロチップレーザの技術をベースに、オプトクエストの光学部品実装技術、レーザ技術を導入して製品化致しました。受動モード同期Qスイッチレーザ特有の不安定性や制御性の悪さを克服しつつ、高いパルスエネルギーを安定に発生することが可能です。
独自開発のオールファイバ型可飽和吸収機構を搭載した受動モード同期ファイバレーザです。
各種シード光源から光コム・THz発生などの計測・研究用途まで広い用途でお使いいただけます。
本製品はスーパーコンティニューム発生に特化した独自パルスシーダを用いた安定度の高い広帯域 光源です 。
従来の SC 光源にはない平坦なスペクトル形状と 、ASE光源並みの高い安定性を有します 。
光部品用の検査光源や理化学用途の広帯域光源など 、 広くお使いいただけます 。
本製品は赤外光波長のファイバレーザと高効率小型SHGユニットを組合せた可視光波長の連続波ファイバレーザ光源です。蛍光顕微鏡・レーザ顕微鏡やフローサイトメータ、DNAシーケンサなどへ使用されています。視感度の高い530nm波長帯では室内に浮遊する埃などを可視化して計測するPIV用光源としても使用可能です。
オプトクエストでは長年の光ファイバのハンドリングの経験から光ファイバの機械的素性に適したファイバ余長を簡便に巻き取れるリールライトや光学定盤やラック内等での光ファイバ配線用ガイドに最適なファイバクエスタを製品化して販売しております。特にリールライトは光デバイスの機器内実装時の余長処理や光ファイバ端面のコーティングや洗浄時の余長巻取りには工程内の不具合回避などに大きな威力を発揮しております。
REEL LITE®-超小型光ファイバ巻枠 ファイバ余長処理の大革命!
・光ファイバの収納、整理に便利
・定盤、ラックへの固定が容易
・フレキシブルに設置可能
オプトクエストでは真空蒸着方式による光学薄膜製品の製造を行っております。当社の真空蒸着方式はイオン銃によるアシストを行っており、高密度な信頼性の高い成膜を高いスループットで行っております。当社では成膜技術とともに成膜する基板や結晶、光ファイバなどに最適化した精密洗浄装置を自社開発して運用しており、コンタミネーションの少ない成膜を行っております。
当社の成膜はお客様からの諸々のスペックにお応えできるよう、多品種少量生産品を中心に装置運用を行っております。
本製品はイオンアシスト成膜技術により、屈折率の異なる2種類の酸化物誘電体交互多層膜を平面基板上に蒸着した広帯域全反射ミラーです。
99%以上の高反射率を有し、ミラー表面がほぼガラスと同程度の堅さですので、金属ミラーと比べて取り扱いが容易です。
本製品はイオンアシスト成膜技術により、屈折率の異なる2種類の酸化物誘電体交互多層膜を平面基板上に蒸着した単一波長を全反射させるミラーです。
99%以上の高反射率を有し、ミラー表面がほぼガラスと同程度の堅さですので、金属ミラーと比べて取り扱いが容易です。
本製品はイオンアシスト成膜技術により、屈折率の異なる2種類の酸化物誘電体交互多層膜を平面基板上に蒸着した二波長を全反射させるミラーです。
99%以上の高反射率を有し、ミラー表面がほぼガラスと同程度の堅さですので、金属ミラーと比べて取り扱いが容易です。
本製品は基板に単結晶シリコンを使用した窓板です。
6μmまでの赤外波長域において吸収がなく、両面に反射防止膜(AR)を施すことにより、高い透過特性が得られ、窓板に最適です。
本製品は基板に単結晶ゲルマニウムを使用した窓板です。
20μmまでの赤外波長域において吸収が小さく、両面に反射防止膜(AR)を施すことにより、高い透過特性が得られ、窓板に最適です。
弊社が培ってきた成膜技術、精密洗浄技術、光学測定技術、分析技術を活かして様々な仕様(波長、入射角、基板材質など)で1品の試作から量産まで対応いたします。
オプトクエストではカタログ製品以外に研究開発を行っている方や製品開発を行っている方々から大変多くのカスタム案件の試作・開発のご依頼を頂き、設計から製造までお請けしております。研究向けの単発案件からOEMとして繰返し製造品まで各種お請けしております。開発支援ではお客様のパートナー(試作部門、開発部門)として多くのお客様からご活用頂いております。
~ 先端の研究・開発の試作はオプトクエストにお任せください ~
数多くの光に関わる試作開発を承っております。