【製品紹介】近赤外スーパーコンティニューム光源(広帯域光源/白色光源)
<概要>
・ 波長1200nm~2100nmの広い帯域にわたって安定なスペクトルを持つ広帯域光源です。
・シングルモードファイバから出力が得られます。通常のFCコネクタ、SCコネクタがご使用できます。
<応用分野>
・ 検査用光源、各種計測・研究用途
<その他>
・ 高出力化などのカスタマイズも可能です。
・ ご質問、デモ機のお問い合わせもお待ちしております。 ※)本製品は近畿大学総合理工学研究科 機能光回路研究室 吉田実教授との共同研究の成果物です。
本光源の特長①:圧倒的に広い帯域幅、良好なスペクトル平坦性と安定性
・波長バンドをまたがるような光学部品の評価も1台の光源で評価可能です。
・超広帯域光源としての利用ではなく、一部の帯域を切り出して利用すれば任意の波長域、帯域幅の広帯域光源を実現可能です。
・従来のスーパーコンティニューム光源(SC光源)と比較して極めて良好なスペクトル平坦性とスペクトル安定性を持ちます。
・光スペクトラムアナライザと組み合わせて透過率と反射率を測定する際に威力を発揮します。
・スペクトル密度が高く、バンドパスフィルタのロール特性(遮断特性)の評価においても高いダイナミックレンジを提供します。
本光源の特長②:オールファイバ光源 - シングルモードファイバ出力
・シングルモードファイバ出力でコネクタ接続が可能です。
・ファイバ型デバイス、コンポーネントへの接続は容易で通常の光コネクタがご利用になれます。
・ファイバコリメータを利用すれば空間光出力が得られます。シングルモードファイバからの出力により非常に高品質なビームが得られます。
・下図はSC光源を用いた光学評価セットアップと2μm帯バンドパスフィルタの評価例です。
・お手持ちの光スペクトラムアナライザにファイバ対向モジュールやファイバ型減衰器をコネクタ接続することにより簡単に光学評価システムが構築できます。
・本SC光源の高いスペクトル密度と安定なスペクトル形状により、広いダイナミックレンジでの評価が可能になりました。